小さな講演会「若者の話を聞こう」 矢島滉己さん
コロナ禍でアメリカ・オハイオ州へ留学し、帰国後、高校へ復学した矢島さんは、このたび、信州大学に無事合格されました。YFU財団の留学生制度を活用され、ベンジャミン・ローガン高校に入り、卒業された体験報告がありました。
オハイオ州は白人が人口の81%を占める農業国で、ホストファミリーの家族や親戚の方々との交流を通じ、牧場での乗馬体験や動物とのふれあいなど、日本では経験できない環境での生活を満喫しました。授業は自由度高い選択制で、プログラムや水質環境(野外実験主体)、社会学(人種問題を話し合うなど)を学び、体験や意見交換主体の科目を修業して、卒業されました。クラブ活動はボーリング部に属し、スポーツを通じ、沢山の友人関係を築くこともできたそうです。ホストファミリーとの旅行や教会参加、ハロウィンパーティーなど充実した生活を過ごされました。料理が好きだったのでマザーと一緒に料理をして、親密度が上がったのが良かったとも話されました。
留学前は、内向的でしたが、このような経験を通じ今では誰とでも積極的に話し合える社交性が身につきました。この事が一番の留学成果だとも話されました。
聴衆の方々から、活発な質問が出されました。
Q 銃規制が緩く、大麻など薬物使用も許可されているので危険な思いはありませんでしたか?
A 牧場では射撃訓練の銃声が聞こえた程度で怖い思いはありませんでした。町でも大麻などを自由に買えますが、秩序が保たれ薬物使用の暗い面はありませんでした。
Q 留学準備にどのようなことが必要でしたか?
A リスニングが一番大切です。英語ニュースやDVDを使って鍛える事が必要です。youtubeやネットでの英語学習が役立つと思います。蚕虹英語塾での勉強も役立ち、帰国後、英検1級を取ることが出来ました。
また、アンケートから次のような意見が寄せられました。
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