下諏訪国際交流協会 Shimosuwa International Friendship Association

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長野県他文化共生推進指針から

会の活動ではありませんが、先日会員数名で長野県国際課主催の交流イベントに参加してきました。冒頭長野県の山本国際課長さんから、長野県の定める多文化共生推進指針の内容についてご紹介がありました。 会場で頂きました資料の中に、長野県で暮らす外国人住民の方々の人口についてのまとめがありましたのでシェアします。 県内在住外国籍住民の国籍別人口 ●<バブルの頃>1989年外国籍住民は8646人、うち最大は韓国・朝鮮で5000人程度。つまり、ほとんどが在日コリアンのみなさんだった。在日コリアンは5000人程度でこの30年間は横ばい。 ●<日系ブラジル人の来日ラッシュ>1992年にブラジルと韓国朝鮮が逆転する。ブラジル人は急速に増加し、1999年には2万人を突破。(当時は下諏訪町人口より多かった) ●<中国籍住民の増加>1997年に韓国朝鮮を中国が追い抜く。ブラジル人在住者は2005年、2008年の経済危機で急速に落ち込んでいく。中国は順調に増加を続け、2006年に1万人をこえる。その後増加は止まり、横ばいから微減傾向へ転ずるが、2009年に急激に減少したブラジル人を逆転、1位となる。 ●<現在>311の外国人住民帰国ラッシュを過ぎた現在もなお、中国籍住民が不動の1位である。微減傾向にあるとはいえ、2014年現在9368人の中国の皆さんが長野県に住んでいる。 ●この数年、「帰化」「在留資格」関連法令が頻繁に変わるため、「外国籍住民」の把握基準もそれに合わせて変わってしまうため、完全な数字ではない。